プロ野球引退試合
プロ野球に存在する引退試合、これについては意見が分かれるところです。
公式戦において引退選手を最優先にして相手が不利益を被るようなシーンを作るべきではないという意見と、相応な功労者であれば最期に一軍で観たいという意見と、どちらもその通りだと思います。
結論から言うと僕はセレモニー含め実施には賛成派です。
実績と人望のある選手がファンと後輩から見送られる、良いじゃないですか。
ただし、よく見られる華を持たせる一球勝負みたいなものはあまり観たくありません。
・引退投手が先発して打者一人とだけ対決。打者が敢えて三振する。
・引退打者が代打で登場。ストレートのみで真っ向勝負。
↑こういうのはどうしても勝負に対する熱意というか愛情に欠ける演出な気がしてなりません。
引退選手といえど、一軍の試合に立つからには最後まで真剣勝負のプレーを魅せてほしいです。
1打席であっても構いません、打者1人との勝負でも構いません。ただその中身としてはわざと三振したりするのではなくそこでできる最大限のパフォーマンス同士でぶつかってもらいたいです。
そういう意味では三浦大輔の引退試合は最近のなかで一番心振るえる引退試合でした。先発してたくさん打たれて。三浦大輔らしい良い登板でした。
最期の雄平の三振はわざとに見えましたけどね!
あともうひとつだけ言いますと、NPBが引退試合を迎える選手の特例登録を認めているシステムも不要だと考えます。引退試合とはいえ公式戦で実施するからにはあくまで戦力てしての登録、であって欲しいと切に願う次第です。
プロ野球選手は現役であるうちはいつまでもヒーロー
ありがとうございました。