ベイスターズとスポーツ界を勝手に見守るブログ

野球とベイスターズを中心に、スポーツ好きのサラリーマンがいろいろと意見を言いたいがためのページです

福岡での勝利

2019.06.14 ベイスターズファンに取っては大事な日になった。
もちろん勝ち負けというのは1勝以上の価値もないし1敗以下の屈辱でも無い。1試合は1試合です。
それを承知で言う、この日ベイスターズは福岡でソフトバンクホークス相手に交流戦の勝利を収めました。これがどれ程の勇気をもらったことか。

先発は今永、試合前迄防御率1点台の大黒柱。かたやホークス先発は千賀、もはやリーグを代表する投手となった剛腕。
恐らくですがベイスターズファンの中においては、「今永先発は絶対勝ちたいねん。千賀とのマッチアップは厳しい、ハラハラしたくないよー」という感情が溢れたと思います。
※そんなこと無い皆様、ごめんなさい

試合展開は序盤予想通りの投手戦。4回まで今永はパーフェクト、千賀もソロによる1点のみ。
ただし5回裏、パーフェクトから松田にソロを打たれてしまいました。インコースのスライダーが少し高いところをくるっと打たれました…みんなが苦戦するところでここぞの1打を打つ松田選手、悔しいですが敵ながら天晴れです。

しかしその次の攻撃で宮崎筒香ロペスとクリーンアップが作ったノーアウト満塁、期待の佐野は惜しくも(惜しいとか無いですが)三振に倒れます。一瞬雲行きが怪しくなったところ7番ソト、やってくれました。
良い意味で期待を裏切ってくれたという言葉の利用例として文献に載せたいくらいの出来事だと考えます。

ただしその後はさすがのソフトバンク、今永完投ペースやでとか思っていたら徐々に追い上げられました。結果三嶋、エスコバー、パットン、山崎と中継ぎ総動員することにはなりましたが無事に逃げ切り。
追加点が取れなかったことや追い上げられたことなど反省もありますが、とにかくソフトバンクに勝ったという事実が大事です。まだ今シーズン下を向く必要なんて皆無という勇気が沸いた勝利でしょう。


何よりここ数試合で目立つのは、神里柴田乙坂佐野楠本といった20代中盤の選手たちの輝きです。でも君達に期待していることはまだまだこんなものじゃないよ!!
ドラ1投手たちとともに来年以降もワクワクを見たい、そう思わてくれるさらなる活躍を心の底から願っています。


なお翌日6.15は残念ながら敗戦してしまい連勝とはなりませんでした。それでも9回表ソフトバンク森を攻めて1点差まで迫ったことはチーム状態が良いことを示してくれたと思います。最後は神里が併殺で試合終了となってしまいましたが、この日3安打していた神里を誰が攻められましょうか。

常勝軍団とはまだ程遠いチームだが投打共に確実に成長が見てとれる、この上無い楽しみだ。